２０１２年１２月１７日、当事務所はまたもEB-2 NIW（国益免除）の承認を、高分子科学と化学工学を学ぶ博士課程の学生の為に取得しました。（承認通知）

一般分野：高分子科学及び化学工学

ケース申請時点での立場：研究者

国籍：台湾

サービス・センター：テキサス州

処理時間：４０日間

このケースでは、当事務所はこのクライアントが早い承認を受けられるように、決して不利にならないレベルの証拠書類を集めるように努めました。このクライアントが高分子科学と化学工学の分野で働いていた事から、米国の国益に対するこのクライアントの価値を十分に反映する基準を設定する事が大切でした。

この目標の為、当チェン移民法事務所はクライアントと綿密に話し合い、クライアントの研究の本質的価値を立証する様努めました。このクライアントが博士課程の学生であった為、専門分野において彼がすでに行った貢献が、関連分野のエキスパートによって高く評価されている必要がありました。正確に、そして効果的にそれを立証する為、当チェン移民法事務所は、高分子科学と化学工学のエキスパートの代理で６通の推薦状の作成を支援しました。それらの推薦状がエキスパートによって検討・修正され、署名された後、これらの推薦状は、専門分野におけるクライアントの研究の価値と、その研究の継続がどう国益に関わるのかを立証する助けとなりました。

更に、当チェン移民法事務所は、このクライアントが出版した学術論文と、それらの出版物が持つ影響を基に、クライアントの適格性を示す証拠を集めました。トップレベルの分析プログラムを活用し、このクライアントが専門分野に対し非常に高い影響力を持つ学術論文を複数執筆していた証拠を集めました。加えて、このクライアントが出版した学術論文は、多くの学術雑誌によって合計５５回紹介されており、また少なくとも９０回引用されていました。このクライアントが出版した学術論文に関する科学界での評価と高い引用回数を考えると、この評価が示す彼の適格性を強調することが大切でした。

このクライアントの研究のメリットを裏付ける為に、当チェン移民法事務所はこのクライアントの経歴を強めるAAO（行政上訴事務所）の判例を調査しました。この調査では、当事務所はこのクライアントよりも劣る経歴だったにも関わらず有益な判決を得ることが出来たケースを探しました。それらのケースを引用した後、当チェン移民法事務所は、このクライアントが労働証明書の取得を義務付けられた場合米国の国益にどう悪影響が出るのか示す証拠集めを行いました。

その証拠を集める為、当チェン移民法事務所は同業者に比べてこのクライアントの能力が高い事に加え、彼がポリマー合成、処理、及び分析やグラフィーム合成方法に関して深い理解を持っている事を説明しました。６通の推薦状による証言を活用し、高分子科学と化学工学の分野におけるクライアントの研究のインパクトを強調しました。

この立証されたストラテジーを活用し、国益に対するクライアントの価値ある業績の重要性を明確に説明する事で、当チェン移民法事務所はこの請願書の承認を２０１２年１２月１７日に取得する事が出来ました。